ヒトを思索

闇に隠れる一線

昔バーテンダーをしている時のお客さんに投資顧問会社に勤めている方がいました。そこの社長さんがカリスマ的な方で社長の命令ならば社長の靴でビールを飲む等という話を聞いた事がある。仕事に関わる犯罪の場合、現場のある一人が一線を越える瞬間があるの…

演技性人格

秋田県の畠山容疑者を見ていたらある知人を思いだした。 その20代後半の男性はいわゆる伝言ダイアルの一種で複数の女性と関係を重ね、お金にまつわるトラブルも複数抱えていた。 彼の話には特徴があって、誠実そうに話している時にも しかもいかにも当たり前…

マタギ・アイヌ

先日亡くなった萱野氏の言葉を読んでいて自分の浅さを再発見した。 先の拙記事でのコメントで狩猟民族の心理を安易に憶測した事を恥じています。 一説には先住民とも考えられ今もその文化を残しているアイヌ、そして今も山間で生活の知恵を残すマタギの存在…

リフレインになるよ

苦しんだり悲しんだり怒ったりするのは その人に自分のカギをわたしてるから ひとのこころはそんなに簡単に傷つけられるものじゃない 料理は美味しいと言ってもらうためにつくるもの 言わせるためじゃない 愛はイマジネーション どれだけ思い描けるか、おも…

やくもたつ いずもやえがきつまごめに やえがきつくるこのやえがきを(わ) 以前にも紹介した素戔嗚尊が作ったとされるこの歌、八重垣を作るとは妻を娶ってミヤを定める事とされます。 境をつくって家庭と社会を区切る事、俗に聞かれる「釣った魚にえさをや…

記憶構造:僕の場合

これは前掲記事:少年の記憶に頂いた小山さんへのレスとして書き始めたのですが内容がかさんで来たので改めました。 小山さんのコメントを読んでいて気がついたのですが僕の中ではほとんどの記憶がに時間軸がありません。一つの映像を起点にしてその前後に因…

『心が晴れる はれ、ことば』 3月25日 発売開始

心が晴れる はれ、ことば作者: 中島未月出版社/メーカー: ゴマブックス発売日: 2006/03/22メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る 前記事「ゆめ」で紹介しました 未月さんの「はれ、ことば」が本日出版されます。 未月さ…

ゆめ

望みを持ち続ける 日々の積み重ねからアイデアを手にする 出会いとチャンスがある 夢はそんな風に形に成るのでしょう。 エコーの頃からの友達がいよいよ本を出版します。 彼女は家庭を守りながらも地味にコピライターをこなしてきました、びっくりするほどお…

知り得ない自分

オーラの泉をキーワードにはてなダイアリーを検索するとやはりまだ全面否定の人が多いんだね、こういったことはもう相当に普通の事だと思っていたけど。ところでこの間も書いた綾戸智絵さんのこと。 江原さんが彼女にとって必要なキーワードをだしていくと、…

乗り越える苦しみ

朝の情報番組で女性起業家大賞を受賞した人を紹介していた(ネタがテレビばかりだ、で恥ずかしくて書きそびれてたのも有るんだ) その人は子育てで苦労する中でスリングと言うものを知った。で、それが良かったのでアメリカから輸入してネット通販からはじめ…

ヒトの手を引く神

毎週楽しみに見ている「オーラの泉」のスペシャルを見た。美輪明輪明宏?江原哲之両氏の話を聞いていた綾戸智絵は これまで悪い事辛い事がたくさんあったけれど、これから出会う人がその答えを出してくれると言っていた。大人が幼子を見ると手を伸ばし「いい…

メタモルフォーゼ

離婚を経験した人は同意してくれるかもしれない、愛する人?誰よりも近しく大切な人がある日突然憎しみの対象になる。 そこまでじゃなくとも、信頼していた人がとても疑わしい存在に変わる事がある、ある一点の変化?発見によって。 手品を見ててそれに似た感…

食の事

このところちょっとへこみ気味のところで、母の作るご飯を久しぶりにいただいた。 天恵に感謝して旬と食べてくれる人の様子を思い描きご飯を作る、それは愛情を伝え感じるとても重要な事だと思う。 子供の時は当たり前のように受ける愛を感性で感じ取るので…

彼女のハナクソ

中学生の頃初めてできた彼女の鼻の下にごく小さなハナクソがついているのを発見してかなりショックだった事がある。それはきっと僕の中にあった女の子というイメージ:幻想から外れていたから看過できないショックだった。今ならば大切な人の恥は何とも思わ…