ケナフからバイオプラスティック

ずいぶんと以前から社会的にケナフが話題になっていた。
ケナフは成長が早く温暖化ガス対策となる炭素の固定に効果があるといわれ、日本でも盛んに栽培され始めていた。実際身近な環境に関心を持っている人たちもケナフを育て紙漉をしていたり、工業的にもケナフを使った髪が流通している。
たかが紙ではと油断していた。
最近立て続けにケナフを使ったバイオプラスティックの実用化に関する記事がでていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040911-00000207-nkn-ind
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040915-00000016-cnc-l23
特に後者のアラコの方はインドネシアでの栽培も手がけ、従来のように外皮の繊維部分のみ利用するのではなく心材の成分まで使用する点、将来的には車のボディーへの使用まで視野に入れている点驚いた。
僕なんぞが関心を持とうが直接的にどうこうと言うことではないが、あのころにその素材にきちんと向き合い地道に取り組んでいた人たちが居ることに強く思うところがあるのだ、具体的にあの人という顔も思い浮かぶ。
些細なことでもここがと思える一点にきちんと行動しそれを継続する、そのことを自分でも考えたい。