読書

娘の誕生日にかった本を三冊一気に読んでしまった、娘本人よりも先に。
一冊目「ホー」現代のアメリカで複雑な家庭から逃げ出して学校へも行っていない少年がサブキャラクターの、ドメスティックバイオレンスやらいじめやら環境問題やらを織り込みながら子供でも楽しく読めちゃう話。正しい反抗期って感じで。
二冊目「花の魔法と白のドラゴン」ハウルの動く城の原作作者の作品。イギリスを起点とした魔法と平行世界を題材にした話。少年少女期の心の揺れや内省が共感できる。
三冊目「サラシナ」天女伝説と更級日記に出てくる逸話を題材に、現代の女の子が古代へトリップしてその時代の青年に恋をしてしまう話し。人同士が思い合うってことを再考できる。
店頭の児童文学付近のコーナーで適当に見繕って仕入れてきた物だけど、三冊ともヒットで我ながらなかなかと思ってしまった。
この児童文学って分野はなかなかおもしろいなぁ。