BSEと三秒ルール

昨晩TBSのニュース23で狂牛病が原因だと思われてい新型クロイツフェルト・ヤコブ病に感染した15歳の少女のビデオ映像が放送されていた。彼女の両親はこれまで公開してはいなかったが、今回のアメリカと日本のやり取りを知って公開を許可してくれたものだと説明されていた。
発病前の元気で知性にあふれた映像から始まって最後は横に成ってよだれをながし、父親の名前を聞かれても答えられずにいました、答えられない事に気がつき絶望しているように見受けられました。最初は文字が書けなくて気がついたそうです、症状の進行を知り怖がっていたとご両親は話していました。
同時に紹介されていたイギリス人学者はアメリカが20ヶ月以下の牛は安全とするのがスタンダードとの弁明を聞いて耳を疑ったそうです。
狂牛病が生後どれだけで感染するのかまだ判っていない以上危険部位は徹底的に取り除く必要があると明言していた。
じっさいのところ人が狂牛病から感染危険性は相当に低いのだそうですが、三秒ルールを適用するにはあまりにも結果が悲惨過ぎます。アルジャーノンに涙した人も多いかも知れませんが
これはあれ以上に悲惨です

出来るだけ多くの人がこの映像と学者の真っ当な説明を知ってくださる事を望みます。
そして万一日本がアメリカに押されて輸入を再会してしまったら、肉を提供する人はもちろん口にする人もその子とを考えて欲しいと思うのです。