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彼女のハナクソ

中学生の頃初めてできた彼女の鼻の下にごく小さなハナクソがついているのを発見してかなりショックだった事がある。それはきっと僕の中にあった女の子というイメージ:幻想から外れていたから看過できないショックだった。今ならば大切な人の恥は何とも思わずふき取ってあげられる。
しかし、ふと気がつけば今も違った形で同じ間違いをしているのじゃないかと思った。あるいは存在しない幻想を今のパートナーに思い描きそれを信じて居はしないか、目の前にある現実:ハナクソを見えない事にしてはいないか。あるいは逆に、相手の身になってぬぐってあげれば良い事を問題の全てのように否定しきってはいないか。
そう省みる時、僕はあまり進歩していないなと思うのだ。