記憶構造:僕の場合

これは前掲記事:少年の記憶に頂いた小山さんへのレスとして書き始めたのですが内容がかさんで来たので改めました。
小山さんのコメントを読んでいて気がついたのですが僕の中ではほとんどの記憶がに時間軸がありません。一つの映像を起点にしてその前後に因果関係が付随している、匂いと味が起点の場合は直接印象が繋っていてその先に諸々の事象がある、音に限っては時間軸があるのかな
僕が暗記モノが苦手なのはこのあたりに原因が有るのかもしれない。
さて、そう考えると記憶もっと言えば体験というのは元来孤立したものなのかもしれない、近い過去は積分的に連続しているけれどその連続性がとぎれるとそこを繋ぐのは自身による関連付け以外にない。そう書くと当たり前のことのようだけれど、目の前に起きている出来ごとはそれを関連付ける「私」に大きく依存していることになる。
それはどこか不確定性原理やカオス理論にも似ている。