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書籍

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物

食品の裏側―みんな大好きな食品添加物


僕が子供の頃、チクロなどの食品添加物の問題や水俣病など公害病の顕在化があった。名古屋南部の家の近くを流れる川は真っ黒にヘドロが溜まり川底の腐敗によりメタンガスが波紋を作っていた。食卓に化学調味料があり、その白い粉を手にとってなめたりしていた。
中学生の頃にアトピー性皮膚炎の治療をしている時、使っている皮膚薬の効果と影響を考える事をきっかけに医薬品への疑問を持った。それをきっかけに自然に存在しない合成された食品添加物にも疑問を持つようになった。
明確に害が現れる添加物は政治的に規制されるようになり環境ホルモンなど極微量でも影響が出る物質も問題視されるようになってきた現代でも、自然が持つ微量物質のバランスをトータルに理解する視点がない事にまだまだ不満を感じる。

TBSのNEWS23でここに上げた本の著者が紹介されていた。
安部氏が講演で白い粉末を混ぜるだけでジュースができラーメンのスープができていく様子を見ていて一緒に見ていた人は強い関心を示していた。
安部氏は食品添加物を扱う会社で第一線の営業マンだったのだが、子供が添加物で作られた肉団子を食べているのを見ていてその事に疑問を感じ始めたのだという。
自身の病気から、講演で示される実験から、自分の子供の食生活から
物事の本質を自身の事として気がつくのはその人一人一人の体験のみによる。
安部氏は
「工業的に作られるインスタントやお弁当などの中食品は食品の乱れを産む
食品の乱れは食卓の乱れを、食卓の乱れは家庭の乱れを、家庭の乱れは社会の、国の乱れを産む」
と語っていた。