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演技性人格

秋田県の畠山容疑者を見ていたらある知人を思いだした。
その20代後半の男性はいわゆる伝言ダイアルの一種で複数の女性と関係を重ね、お金にまつわるトラブルも複数抱えていた。
彼の話には特徴があって、誠実そうに話している時にも しかもいかにも当たり前の事についても「よく知らないのだけど」というニュアンスを含ませる、話が相手と時によって微妙に変わってくる、時に必要以上に喜怒哀楽を交える、そういった特徴が件の容疑者から連想させたのだと思う。
嘘を上手につくには自分自身さえ嘘を真実と思いこむのだという、また辛い現実から精神的に逃れる際にも架空のシチュエーションを自分で作り上げそこに逃げるという事があるという、嘘の現実を演じるのである。
そしてそれは時に自分自身さえも真偽がわからなくなるようで、実際その男性も本当の事を知っている当事者相手にまでも嘘の現実を演じてしまうと言う一種異常とも言える状況があった。
さて、方便や思いやりの衣を着せたり ごくささやかなごまかしだったり、日常的に起きている時には普通の人も自分の真実を見失う事がある。