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政治と人情

長野県の田中知事落ちてしまいましたね。
国からの補助が減っているにもかかわらず県財政は黒字化、一方で健康保険などの実績を見ても判るように福祉政策はある程度成功しているように見えます。議会との対立というけれどそれは相互監視という基本的な仕組みがうまくいっているということ、議会と知事との関係が見えないままにうまくいってるほうがおかしいはずです。
昔から県政に影響力を持って来た企業や公務員や議員が田中下ろしに有効な候補を大騒ぎして探していた経緯はよく聞かれるところです。
先日仕事絡みである地方議員さんとご縁がありました。ぼくのお客さん(企業)はその議員さん系統のコネクションで何らかのお願いをしたとかで、会社を挙げて応援しておられました。
お世話になった義理があるから応援する、人としては至極真っ当なことです。
ですが政策や政治的な志、能力とは関係ないところでその会社は為政者を選び、その会社にかかわるその他の人々にもまた義理やプレッシャーで影響を与えているのでしょう。
政治まわりで何らかのローカルな便宜を実現しようとしてコネクションを保っている人達が総力を上げて仕事や人情による影響力を動員した時、長野県のような結果が出るのかもしれない、ちょうどそうした関わりを目にしたぼくにはそう思えます。
自分の利益と人情をごっちゃにして唯一の参政権を放棄することには強く反対します。