軍隊の暴走

NHKスペシャル日中戦争 戦争はなぜ拡大したのか」を見た、残念な事に後半寝てしまったが。
見たのは途中までだが一つの収穫があった、国が戦争へと傾く原因に軍の暴走があると言われている、その点を資料を交えて具体的に紹介していた。
天皇と軍司令部が世界情勢を考えて定めた政令線を現地指揮官と一部の将校の独断で超えた、その結果として南京侵攻があり世界戦争へと進んだ経緯があるという。
現地での有利と見る判断が、小さな利己心が作戦をして戦略を無視せしめた。
軍が独走するきっかけは他にもあるのかもしれない、しかし先の戦争を言葉だけの陳謝にしないためには、ただ自虐的に漠然と悪かったで済まさない分岐点の具体的な検証と反省と対策とを行って行かなければいけないのではないかと考えている。
もちろんその責任は戦争を行い継続的に国組織を持っている今の政府であろう、組織としての国だ。
ただ私たち国民はそれに対して無関心であってはいけない。