インターネットライフ

以前書いたブックマーク・リンク・Webの意味 など - ことば:こころの件、前回に引き続き、最近ネットを始めた僕の友達たちに知っていただきたくて書いています。
追記的に記事を書きました。情報発信の責任 - ことば:こころもご覧下さい。



人類は言葉や文字を得て文明を作ってきた、インターネットはその知や情報を共有するものだからこそインパクトがあるんだ。
先日の"ブックマーク・リンク・Webの意味 など - ことば:こころ"の件、その後も話題になりつづけています。
一部ではいじめに近い状況なのではと不快を訴える人も居ます。
いじめにさえ見えるほども多くのネガティブな意見が出てくるのは、このネットの価値への想いや希望があるからなのでしょう。
アルファブロガーのdankogaiさんも"404 Blog Not Found:「あちら側」と「こちら側」のルールメイキング"と言うタイトルで書いておられます。「あちら側とこちら側」という表現はWebが生活に密着している人とインターネットなんかやらない人との間にある溝を指している言葉です。
この件に反応せずにいられない人たちは多分、だれもがずっと昔に通り過ぎ結論を出してきたはずの問題がまたぞろ再燃してしまったことに対して危機感とまでは言わなくても違和感を感じていたのだと思われます。
いまさらこんな事でこのように感情的になっている人物が、少なくとも一人はいる、そのことにたいして反応せずにはいられなかった、しかもこちら側の感覚で言えば程良い距離感のソーシャルブックマークでの発言が、あちら側のご本人には許せない”単なる”無断リンクの場所だった、双方のすれ違いから混乱に向かう悪いスパイラルが起きてしまった。
僕としても言わずにいられない、けれどはてなブックマークがいやだと言っているのであれば記事として書いて納得しておくしか手段がない、そういった妙なストレスを感じたのでした。
しかし考えてみればインターネットを新たに使い始める人はこれからもでてくるし、その人たちが選択するサービスも様々でそれぞれ自身が望む形で使えばよいということは言えます。
そう考えると、詰まるところ人の行動に対して注文をつけているそのこと自体が問題なのかもしれない。
そう書いても等のご本人は納得しないとは思いますが。(Webページを所有している感覚からか)
あちら側に理解を求めても仕方がない、ご希望ではないので教えてあげるのも意味がない、であるならば、そのあたりを分かっているはてなブックマークのユーザのほうは理解して距離を置いてあげるのがよいのかもしれない。
もっと言えば「関わらない」のが良いのでしょう。
ただ気になるのは、これから参加してくる僕の友人たちのような人たちに、いつまで経っても勘違いの「ネチケット」と言う気持ちの悪い言葉をそのまま勘違いして知って欲しくないと言うことです。


僕としてはそういう理由でこんなローカルでもただただ書き続けるしかないのです。