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残るのは笑顔

このところなにやら人の思いでばかりが去来しているのですが…
ふと叔父夫婦を思い出しました。
経済的にそれほど余裕はなかったようでお世辞にもきれいとはいえない長屋風の借家に住いしていていつもスーパーカブの一回り大きいていどのバイクに乗ってました。
でもとても仲がいいご夫婦で、うちへ来る時も奥さんはそんなバイクのタンデムシートにニコニコ笑ってのって来てました。
子供ごころにもそれはとても美しい姿でした。
考えればその少し太った奥さんは良くおしゃべりをするひとでいつもころころ笑っていました。
その叔父さんも無口ではないけれど朴訥で基本的に黙ってほほ笑んでいるような人でした。
もちろん今もお元気で、郊外に家を持ちお幸せにしておられるはずです。
子供の僕には「なんとなく」としか分かりませんでしたが、この何年かを過ごして一人に戻った僕にはそのご夫婦のよさがいたいほど伝わって来ます。
奥様の功、叔父さんの強さ
お二人の笑顔がとてつもなく輝いて思い浮かびます。
今から僕はその一部でも手にすることができるのだろうか。