官僚不正はどこから来るのか

守屋氏がひとまず全面的に非を認めた。
さて、先日守屋氏と同期の元防衛庁官僚がテレビ出演していた。
その人物は官僚と業者との癒着について正すべきだとの立場ながら、シニカルな笑いとともに
「マスコミは今しきりに防衛省を批判しているが、あれは(守屋氏の問題)やり方がまずかっただけで他の省庁ではもっとやっている。それは国民がそうした事を許しているからで何故防衛省のこと(末端の事)ばかりそんなに騒ぐのかわからない」と
頭がいい官僚は直接利権者から利益供与を受けない…とか
守屋氏は悪い事に利権者とほんとに仲良くなりすぎた、ということなのかもしれない。

先の元官僚のいう「国民が許している」とは、そうした不正を許す議員を選出したのは他ならぬ国民だからだ。
彼曰く自民党と自民党に縁の有る議員は全員利権に手を染めていると。
官僚の立場でいうならば旨い汁を吸える環境にいてまじめでいるのは出来が悪いやつということなのかもしれない。
さて、それらを許したくない国民はどうやってそれを表明するのか。