ブックマーク・リンク・Webの意味2

以前ブックマーク・リンク・Webの意味 など - ことば:こころで一般論を書いたのですが
またもやソーシャルブックマークやブログの運用・リンクまわりでちょっと話題になっていたこと
覚えのために書いておきます。
問題になっている記事は書いた人が「このブログにリンクしないで自分のところで話題にして(転記も拒否のようなので意訳です)」
とのことですので、タイトルのみ
一般常識・礼儀とブログマナー - ☆女の徒然草☆ - Yahoo!ブログ

想像するに発端はコメントスパムのようなものだったのでしょう
それを目にするにつけ古きよき(?)時代の「無断リンク禁止」を思い出されたのだと思います。
その次にはソーシャルブックマークでの非礼な言い回しが不快だったのだと思います。

技術的といいますか客観的には一般常識ブログマナーを訴える人と、全く話がかみ合わないたった一つの理由*ホームページを作る人のネタ帳で書かれていることに同意します。
そこで、もう少し内面的に考えてみるならば
「どんな場所であれ責任をもてない物事を表出すべきではない」
ということに尽きます。
ソーシャルブックマークでの礼儀を失したコメントに面と向かって問いただされて責任をもてるのか
逆に他人の評価や意見が気になってしまうような記事をブログとして書いているのか
それだけのことだとおもえる。
ソーシャルブックマークの適度な距離感を悪用して、普通なら見ず知らずの人には浴びせないような言い回しを使うのはやはり恥ずかしいことです。
しかし、公開の場で書いた記事が人からどんな風に言われるかをコントロールしようとするのも一種の傲慢でしょう。


ただ、ウェブログという仕組みの元々の目的とは別に、その機能だけを利用して仲間内でローカルに楽しみたいという使い方もあってよいかもしれません、だとするならば「そういった意図や用途を明記してもらいたいなぁ」というのが正直なところです。
テーマを深めて議論するための機能:コメントやトラックバックを備えて、オープンな形であの内容を書かれてしまうと一般論として受け止めてしまう。
コメント欄とトラックバック機能を備えたブログをまじめに書いている人ほど、これを一般論のように書かれてしまうと「不快」と感じるはずです。

ここまで書いてきて、僕個人としては納得の結論に達しました。
ソーシャルブックマークも含めてリンクは禁止」の文言を
「ブログ機能を利用した個人的日記なのでお友達以外もしくは好意的な人以外は関わらないでね」
と変えていただくか
インターネットで「ソーシャルブックマークも含めてリンクは禁止」
と書いてあるサイトを見たら、これは仲間内でのローカルな話題なのだな
と見なかったことにするという暗黙のルールを持つ、もしくは無理やり納得する
ということで。