はてなボトルが残念でいたたまらない理由

はてなボトル サービス終了のお知らせというサービスがはてなの実験的サービス、はてラボで始まりました。
類似のサービスがすでにあるんだとか、ページが原色過ぎて目がちかちかするとかいろいろと意見があるようですが
私にとっては「イメージの浪費」「言葉の浪費」がいたたまれない。

「疑問や悩みをボトルにのせて、解決しちゃおう」
とのサブタイトルのように、ジャンルを指定して質問を入力すると登録ユーザーにランダムに届けられるというもの
たぶん、大きな問題は時間設定
届いたら30分以内に返信しないと届いたユーザーには質問だけが残り返信できなくなり他のユーザーのところへと
24時間返信がない質問は「海の藻屑」と称してそのままになってしまう。
この時間設定と、ポップなサイトデザイン、すべての質問が一覧表示されることなどからJOKEネタであふれている。
いや、もちろんそういう楽しみ方もよいのだけれど
中には「生真面目に答えているのはオヤジばかり」との声も
もちろんオヤジの私は生真面目に返信したいのだ
私は言葉を大切にしたい。


なぎさで偶然見つけたボトル入りの手紙との邂逅
ボトルメールにはそうしたロマンチシズムがある
はてなボトル」はその名前を浪費してそれ自体を流し去ろうとしている。
ボトルメールならば24時間といわずせめて3ヶ月ぐらいは猶予があっていい
はてなはコアなユーザーが多いのだそうだが、一般のパソコンユーザーでは週に1度程度しか使わないという人もざらにいるのだ
週1回とまではいわないにしても、仕事中・外出中に流れてくる質問が術もなく無駄になっていくことが耐えられない気持ちになる。
「動かなければいけないのに、動けいないときはどうしたらいいですか?」
流れてしまった質問です。
返信は出来なかったけれど、自身では回答を言葉で固定できた。


それと、特定の誰かではない誰かのところに届くとは言ってもそれは「不特定多数の誰か」ではないのだ
すべての質問を一覧表示するのは何か違和感がある。



あれこれいうのならば自分で作ってみればいいのだけれど、
こうしたゆったりしたサービスはこのはてなのような総合的なサービスの一部でしか成り立たない
ましてや私は、Webアプリケーションを片手間で作るほども手馴れていない。

というわけで、是非にはてなに仕様を変えて続けていただきたいんだ
ゆったり使えるWebサービスに期待したい。