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政治の力も逆流を始めた

「自民党からの出馬要請がありました。私としても提案提言、要望といいますかね、そういったものをいくつか。私が次期総裁候補として次の選挙を自民党さんはお戦いになる覚悟があるか、というのをお伺いしました」(宮崎県・東国原英夫知事)
東国原知事によると、古賀選挙対策委員長は反応をとめたそうだ。
asahi.com(朝日新聞社):自民の総選挙出馬要請に、東国原知事「総裁候補なら」 - 政治

東国原知事が少しでも色気を出したなら、それはもうがっかりだと思っていたが、何のことはない古賀氏はたぶん宮崎へ向かったところから負けていた、選挙が得意な政治屋さんは国政と人を侮っていたのだ。
東国原知事が国政を真剣に考えて打ち返したボールは、自民党と政治屋の固まった頭では「ジョーク」「奇策」としか理解できずに投げ返すことができなかったのだろう、あるいは時間を置いて後にはそれを知ったのかもしれない。

地方は永く国に「陳情」しお願いする立場に居た、しかし地方の行政を国が支える それが本来の形であるはずで、地方は国に必要なサポートを「要請」するべきだった。それが国政への不振と政治を政治として考える地方首長の登場とその主張を支える人気とがそろって力が逆転を始めたように見える。

少し前の出来事だがJR東日本が水利権を取り消された事件があった
asahi.com(朝日新聞社):JR東日本の水利権取り消しへ 信濃川不正取水問題 - 社会
国鉄ダムの公共性という理由から川はせき止められ、信濃川発電所のすぐ下流は川猟師がいて大量に遡上する鮭が取れる豊かな川であった場所が、水のない石ころだらけの川原となっていた。そのためにこの地域の人たちはJR東日本に取水量をせめて控えてもらえるよう何度も「陳情」していたのだが、実際にはJR東日本は水利権以上の水を取水していたのだ。
ところが不正取水が発覚して取水権が取り消された、地域の人々は本来の川を取り戻した。その後JR東日本は地元に取水を「お願い」する立場に逆転したのだ。

日本はこの時代、やっと「お上」から開放されつつある
間違ってはいけない、仕組みを政治屋に任せて権利を要求するだけではこれまでと何も変わらないのだ。一人ひとりが考え、行動する先にそれはある。そのための情報を手に入れる手段はすでにある、ありがたいことに必要な豊かさも偏ってはいるが日本にはある、この先必要なのは変化を恐れない勇気であろう。

追記:シャキッと書いてくれている記事を見つけたので追記

女々しいぞ、松浪健四郎!: [間歇日記]世界Aの始末書
鼻で笑った笹川某についても突っ込んでもらえるとうれしかったりします
ヒエラルキーに必死で食い込んだ人たちは変化が怖いのでこうした反応で威嚇するしかないのです。

再度追記:いやぁメディアが盛り上げていますね、そこに乗っかってなんとなく国政に行くぞというニュアンスになりつつあります、橋元さんも援護射撃を始めているようです。
支持政党表明へ新グループ 大阪知事、横浜市長ら首長数十人