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一人ひとりの世紀末

少し前の雑誌を読んでいてこんなフレーズを目にしました。

国民の健康や安全を担うべき国家が
心のそこから信じられなくなったとき、
ぼくたちが選ぶべき道は一つ、
自分たちが理想とする環境を自分たちの力で、
築きあげていくしかないと思うんだ。

        • SPECTATOR Vol.25

これを読んで、なにか遠い記憶がよみがえって来ました、文明崩壊のその後。

もうほとんど忘れられてしまっているけど、僕はノストラダムスの大予言を真に受けてしまった世代です。中年以降の自分の生活は無いんだろうとぼんやり考えていました、まだ時々映像や話で見聞きした戦後の焼け野原を未来に想像して、サバイバルとかにいつも関心を持っていました。

少しオカルトチックな話になりますが、神様は人々が苦しむ事なんて本当は望んで無くて、出来るだけ苦しまないで次の世に移れるように働いてくださっている…とか、心ある人達は災害を出来るだけ軽く済ませられるように祈っているとか…そんなこんなで、もしかすると仏教で言うところの末法の世は既に過ぎて新たな世界へと移りつつ有るんじゃないのか?
いま僕たちはそれを生み出しつつ有るんじゃないのかと、先に引用した文章を読んでいてぼんやりと考えていました。
もしかすると、清い心の方々はすでに向こうに行ってしまっていて、今眼の前にある世界は取り残された人々のどうしようもない世界なのかもしれないけど。

それはともかくとして、テレビの作るまぼろしの世界に住んでいる人とかビジネスや自分の権益しか見えなくなった人以外にとって、
いまは自分にとっての、一人ひとりにとっての世界を組み直さないといけないトキなのは多分明らかなのだろうと思うのです。

そう考えたらキリスト教やら仏教やら、大予言やらアステカの暦やらに書かれてきた事はあながちでたらめじゃなかったのかもしれない。