ブログそしてソーシャルネットワーキングへ

エコログにおいて見聞きし考えさせていただいた事がありましたので転記します。
エコログにて早々にコメントをいただいた方のおかげなのですが、その方の記事はSNS内限定でしたのでリンクを控えました。

永らくネットを利用してきて個人情報の保護は経験的に行ってきたように思います、そして運良くそれが時流に追いついてきた。
ところがネットワークの新しい形態が次々と出てきて情報を大量に自動処理することにより人の感覚に追いついて行かなくなってきた現状があるのでしょう。
SNSの草分け的存在の「ゆびとま」とエコーが運用後に統合したことで双方それぞれの基準において公開してきた個人の情報が一元化した基準で閲覧可能になったようです。その経緯をすでに長く利用してこられた方々の記事を拝見していると管理する人間でさえそこの所の感性が遅れつつあるのだと分かりました。
今まではインターネットの匿名性の元で初めて実現できる個人の表出があり、それは僕も含め沢山の人々が自分の日常を侵害しない形で心の痛みを和らげる役目を果たしてきました。しかしその匿名性は自分がすべて管理しないシステムに置いてはいかにもろい物かがここに現れているのです。
インターネットはその出生から双方の信頼関係の上に成り立っていたのですが、用途が一般的になるにつれ情報保護の必要性が認識されるようになってきました。このゆびとまとエコーの件も発想に置いては善意の人間関係があったのだろうと想像しますが、そこのある意味のあまさがユーサーの認識無しでの情報公開となったのでしょう。
とはいえ情報は一度漏れてしまえば取り返すことは出来ません。管理者に対し厳しい再認識を求めることは重要であろうと考えます。
私個人についていえば、身近な人に披瀝したくない内容を公開する前にある方のコメントをいただき一つ警戒を持つことが出来ました、感謝しております。
そして自身の感性がインターネットの新しい形態に対して追いついてない現実を発見することが出来ました。

ゆびとまの変貌が不安です。

ブログのシステムがいまいち頭に入ってこないのは何でだろ。

(2004/10/23 12:32)
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この記事へのコメント(投稿順)

れっこ
はじめまして。
考え方として、ゆびとまにブログがくっちいたというより、新サービスとしてスタートしたEchoo!についていたブログがゆびとまの人も使えるようになったとわたしは捉えています。
だからこそ、両方登録していると考えなくてはいけないことがあるのではないかなぁと思っていました。その結果、ゆびとまは辞めましたけどね(^^;)
その辺は、わたしもエコログに書いていますので、ご参考になれば、と思います(^^)
(2004/10/23 12:51) [返信]

tosiki
記事を書いたとたんにコメントをいただき驚いています、どうもありがとう。
僕自身はまだブログ・ソーシャルネットワーキングとも模索中ですので今のところなんの見解も出せず申し訳ない。その点しばらくして全貌が見えてきたらあらためて書いてみたいと思っています。
ただ、ゆびとまの今後が不安と書いたのは
元々インターネットをよりよい用途にとの出発点が社会の中で活動していく内に商業化へ進んでいくこと、やむを得ないこととは思いますが不安ではあります。
僕自身は日々本のように開いていく日常に強い関心を持って乗り出しているのである種のときめきを感じています。
ただ、個人情報の保護などの観点はソーシャルネットワーキングにはいることで再考察が必要なのだろうと思っていますが。
(2004/10/23 13:10)

れっこ
>記事を書いたとたんにコメントをいただき驚いています、どうもありがとう。
わたしは、新着から気になるタイトルの記事を追って読むことが多いので(^^ゞ

>ただ、個人情報の保護などの観点はソーシャルネットワーキングにはいることで再考察が必要なのだろうと思っていますが。
だからこそ、サービスを提供する側のプライバシーポリシーや個人情報に対する考え方やそのためのシステムの整備に関して知りたいなぁと考えています。
それを知ることによってそのサービスに安心して参加できるかどうかの判断が初めてできるのではないでしょうか?
(2004/10/23 13:40)

tosiki
永らくネットを利用してきて個人情報の保護は経験的に行ってきたように思います、そして運良くそれが時流に追いついてきた。
ところがネットワークの新しい形態が次々と出てきて情報を大量に自動処理することにより人の感覚に追いついて行かなくなってきた現状があるのでしょう。
れっこさんの書かれたものを拝見していると管理する人間でさえそこの所の感性が遅れつつあるのだと分かりました。
今まではインターネットの匿名性の元で初めて実現できる個人の表出があり、それは僕も含め沢山の人々が自分の日常を侵害しない形で心の痛みを和らげる役目を果たしてきました。しかしその匿名性は自分がすべて管理しないシステムに置いてはいかにもろい物かがここに現れているのです。
インターネットはその出生から双方の信頼関係の上に成り立っていたのですが、用途が一般的になるにつれ情報保護の必要性が認識されるようになってきました。このゆびとまとエコーの件も発想に置いては善意の人間関係があったのだろうと想像しますが、そこのある意味のあまさがユーサーの認識無しでの情報公開となったのでしょう。
とはいえ情報は一度漏れてしまえば取り返すことは出来ません。管理者に対し厳しい再認識を求めることは重要であろうと考えます。
私個人についていえば、身近な人に披瀝したくない内容を公開する前にれっこさんのコメントをいただき一つ警戒を持つことが出来ました、感謝しております。
そして自身の感性がインターネットの新しい形態に対して追いついてない現実を発見することが出来ました。
まずはここでは、身近な人に表出していきたい内容にのみ絞って利用してみようと考えております。
すでに永らく利用しておられるみなさんには切実な問題だと思いますがせっかく作り上げてきた場ですユーザーの側で良い環境を作れるようにがんばってください。その点に置いて私もお役に立てることがありましたら気軽に声をかけていただければ賛同いたします。
重ね重ねありがとうございました。
(2004/10/23 20:58) [返信]

れっこ
丁寧なコメント、恐れ入ります。
上のコメントに書かれたような率直な感想を、わたしのエコログの記事にもコメントで頂けると嬉しいです。

この件に関しては、管理者側の見解や姿勢がひっとべさんのエコログのコメントから窺えるのでは?と思います。
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/tegetege
(2004/10/24 16:50)