2006-10-14 空とビルの間から 詩作の試作 空とビルの間から 見渡すかぎり四角くて こんな夢も時にはあるのかも、と それにしても景色だけじゃなく 音楽も角張ってて 厚みがあるのは高速からの騒音と犬の声 時間でさえも 四角い予定表にお札を当てはめていくばかり 見渡す限りのビルの向こう 日の昇るあたりにいきたい 漁業権のない海 所有者のない山 ビルの向こう 空の手前 あの辺りにあったはずだけど