たるを知ろう

http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200709280017a.nwcの魚拓
民間所得(嫌な言葉だ)が9年連続して下がっている一方で、源泉徴収の税収は着実に増えているのだとか。
この話題に必ず言われることは「企業が体力を付け国際競争力を…」と

では
http://www.asahi.com/life/update/0927/TKY200709270647.htmlの魚拓
「年収が1000万円を超えた人は9万5000人増加して224万人」
とはどういうことか。
もちろん大多数の一般労働者と一部の高所得者の比較はあまり意味がないのかもしれない
しかし、管理する側にこそ負担と努力が必要なのではないのか。

また、頑張った人が報われる社会…等とも言う
本当にハタラク喜びは報酬にあるのか
公務員報酬が民間よりも高水準に設定するのも「有能な人材を集めるため」と説明される
安定と高給を基準に職を選ぶ人々が憲法で言う「公僕」を果たせるのか。

税制や社会保険に不満を口にするのも不愉快ならば、給料のみによって成り立つ経済をやめるのがよい
手にするお金の多寡を基準に税や保険料がきまり、支払う金額を基準に一律消費税がかかる
自分の足で立つ決意があればお金によらない所へ行けるのかもしれない。