豚インフルエンザがフェーズ4へ

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フェーズ4になると…
・港、空港が制限されて指定の港しか使えなくなる。
・飛行機の場合は、機内で医師による検診が行われる。
・以下略…
ということで、かなり大掛かりな体制になってきています。
今回はメキシコでの封じ込めが出来なかったのですが、これらの大騒ぎが功を奏して収束に向かってくれれば「あはは、大騒ぎしすぎだったね」そういえます。
普段は冷たく見ているメディアの大騒ぎも、今回は笑っていられませんね。
しかし考えてみれば、以前から中国経由で定期的に発生していたインフルエンザも元は豚や鶏なので、その意味では同じ?なのではないですか?
今回はアメリカ周りなのが違うだけで。
ともかく、手洗いとうがいをしっかりやりましょう、特に手洗いが効果的らしいです。
追記:そうか挨拶でキスをする習慣が有る国ってのも重要な要素なのかな、それだけじゃないのかな

名前の功罪

『名前』はある意味『道具』です、物事を頭の中で整理するためのタグといってもいい、頭の中で分類・分析するには『名前』で要素化する必要があるわけです。 学問や科学は分類・分析が基本的な手法なので、学校で勉強してきた頭にとって名前を知るというのは心理的に安心感がある、名前を知るとそれは分かったものとして頭の棚にしまうことが出来るわけです。だから知らない花を見つけると図鑑で名前を調べたくなるし、血液型で性格を分類すると「この人はこんな人」と整理できて安心なのです。
しかしながら、名前で区切るということの危険性もあるわけで、それが『レッテル』としてアジテーションや差別に悪用されることもあります。 また、たとえば虹を見ると日本人は七色といいますが地域や民族によって5色だったり2色だったりします。人の性格も四つに分類できるわけがありません、四つに区切るのが極端ならば十二星座で分けてみますか、あるいは心理分析の手法でも理解の助けにはなっても限界があります。分類・分析をするということはその区切りの外側に切り捨てた部分があるということを忘れてはいけないのです。
「知ることと理解することとは違う」というのも同じ事なのかもしれません、理解するときにはそれまでの経験をひっくるめた上で「腹に落ちる」わけで、頭の中での分類とは違ったホリスティックな何かがあるのです。また、何かの創作をするときや技術的なブレークスルーを体験するときにはそうした分類を超えた、頭の中の混沌から何かを引き上げるような体験があると思います。
さて、青柳ひづるさんというダンサーがいます。
たとえば、身体表現が音楽で言うインストゥルメンタルならば顔の表情はボーカルなんですね、青柳ひづるさんは何も囚われることがなく純粋な『うた:表情』が魅力的なダンサーです。
そんな彼女が“コンテンポラリーダンスってなんだ? | Wonderland”というエントリーを書いています。
どこの民間伝承だったか忘れてしまいましたが、神様(精霊?)は隠された本当の名前を持っていてそれを知りうればその存在を自由に出来る、とか。 その本当の名前というのはその物事あるいは心が自身で持っている『くくり』であってそれを指定されることで自身に限界が出来るということだとも考えられます。
青柳さんは“ダンスってどんなダンス?と言われればコンテンポラリーダンス、と答える”ことで単にタグを示していたのだけれど、何かのきっかけで『コンテンポラリーダンス』を自身にとっての区切りに、つまり自身のダンスの『本当の名前』にしてしまったのではないでしょうか。
しかし、この記事を書いている時点では

コンテンポラリーダンスの先を探求してごらん、と。
しかしそう言われたところで
それがなんなのかなんてちっともわからない。
そもそも何かあるのを探すわけではなく
結果そうなる、ものだろうし。
それは先に進んでいるようであって
後ろにもどっているようでもあるのかもしれない。

と、すでにその出口にいらっしゃる様子です。
ぜひ、彼女の表情のように、自由にのびのびと踊っていただきたいと願っています。

新名古屋市長の河村さん

あはは、ひとまずご機嫌です。
楽しいところはたくさん有るのですが、この地方のテレビ局取材で
「本日の初登庁は軽の自家用車でこられましたが、明日からはどうされるのですか?」
「ちょうど家が小出来町のバス停近くだから、基幹バスで行きますよ。」
「でも聞いたところによると、その時間のバスは女子高生でいっぱいだそうですよ」
「そりゃいいねぇ、若い人の活力をもらうよ(以下略)」
「それじゃあ公用車はどうするんですか?黒塗りのセンチュリー」
「あんなもの即刻売り払いますよ、で軽のワンボックスを公用車にします」
「それでは軽のワンボックスを黒塗りにするんですか?」
「あんた何いっとりゃーすの、黒塗りになんかせんよ。そんなことにこだわっとったらかんて」

だそうです、愉快。
でも、敵も多くなると思いますので、市バスで身の安全には十分注意してください。

あまりにも無責任!!(再度追記しました)

「ブログの知見は得られた」--NTTデータ、Doblogを閉鎖 - CNET Japan
ニュース | NTTデータ

サービス終了の理由は、「Doblog開設時の目的である、ブログシステムを構築するための技術的知見、およびコミュニティサービスを運用・運営するためのノウハウの蓄積については十分に達成できた」というもの。

とのこと、

Doblogは2月8日より、ハードディスク故障のためにサービスを停止していたが、サービス終了にあたり、5月30日までの間、記事の書き込み、閲覧などを一時再開する。

私は利用していないのですが、突然アクセス出来なくなってからほぼ4ヶ月間ほとんど放置だったようです。
NTTデータという大手がWebサービスを「どぶに捨てる」行為は見逃してはいけないと思う。
失敗やトラブルは必ず起きます、事故のようなものです。
まだ慣れていない社会人諸君は逃げたくなってしまうかもしれません、あるいは萎縮して身動きが取れなくなってしまうこともあるかもしれない。結果しか見ていない短視眼の管理者は無駄に責めてしまうかもしれない。
しかし本来トラブルの際に問われるのは、まずはいかにリカバリーをするかです、その次に事前の対策が見直されるべきでしょう。場合によってはトラブルが逆にチャンスになる場合さえある。
また、こうした時にはいかに顧客を大切にしているかが問われるときです。数年前には建前で「お客様第一」を唱えても通るようでしたが、この時代にはすでに通用しません。
顧客を大切にするのはハタラクことの原動力がお金ではないのです。第一、真剣に仕事に向き合っているのならばトラブルに際して、保身よりも結果に向き合うことでしょう。
しかしながら一管理者が出してしまったこの発表も、NTTデータとしてはまだリカバリーのチャンスが残っています。気がついたときにはいつでもやり直しが出来ます。
適切なリカバリーでチャンスに変えていただきたい。
このままではあらゆる顧客の信用を失うでしょう、このことが直接…ではなくとも。

追記:
Livedoor Blogがドブログユーザー支援プログラムを発表しました
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/51169614.html
画像をまとめてアップロードするため、有料プランを一ヶ月だけ無料で使えるとのこと
どう?これ、かっこいいじゃないですか。
おまけに販拡もこなしてる。

ネットの居場所

ブログ・SNSあたりから誰もが「ここが居場所」といえるようになって来ましたね
SNSもすっかり過去のものになりつつありますが、OpenIDFOAFが出始めた頃にはソーシャルなつながりに新しい可能性が出てきたのでは?と楽しみにしていました。
しかしOpenIDもFAOFもそれほど盛り上がらないままに、新しいサービスが続々と出てきました。

ネットで自身を表出する形やペースは人によってすね
僕もいろいろと試してみて、今は以下のような組み合わせになっています。
・あらゆる側面をじっくり書いてみる→はてなダイアリー - 写真・画像・動画付き日記を無料で
・ネットサーフィン途中でのスクラップとちょっとした気づきを書き留めるもの、それに加えてブックマークやマイクロブログのチェック。
つまり、ネットでの行動すべて→Tumblr
ソーシャルブックマーク、ブラウザでも同時使用→Delicious
・アイキャッチ的な用途でのソーシャルブックマークはてなブックマーク
・知人などとの軽いつながりと行動のアナウンス→Twitter
・利用サービスのまとめ→FriendFeed
・目的を持っての情報発信→自サーバーにCMS(準備中)
などです。

この中でもTumblr(タンブラー)は抜群に気に入っています、もう昔のイメージでのホームページというのならばこれで決まりといってもよいのではないでしょうか。
最初はスクラップが出来て独自に記事も書けるという仕様のコンセプトが全く理解できなかったのですが、ひとまず使ってみるとこの機能が本当にしっくりきます。
カスタマイズも、CSSだけではなくHTMLもすべて編集できる上に独自ドメインまで使えてしまう、ここまで出来てしまっていいの?ってほどです。
ただし、日本語に弱い!普通に使う分には問題ないんですが、日本語での検索が走らない、公式マニュアルに日本語がない。
Twitterも使ってみましたが、何か書こうとおもうと文字制限が短すぎる、それ以前に「何か語る」ことが風土に合わない。でも、Twitterしか使っていない知人もいます、自分のブログなどのさわりだけをTwitterに吐き出すことで、押し付けのRSSみたいになればよいかなと思っています。
ソーシャルブックマークは基本的に公開する必要性を感じていません、人が公開してくれているものから情報収集はさせてもらっていますが(ゴメンナサイ)
ただ、次々と見つかる情報を押さえておくのに、ブラウザのブックマークだけではちょっと非力でした。そこで、どこからでもアクセスが出来て柔軟に運用できるDeliciousを使っています。FireFoxと専用のアドオンを使えばブラウザのブックマークと同様に使えます(最近はてなブックマークでも同じように使えるアドオンが出ました、でも公開が前提のはてなブックマークはちょっと…)
最後にはてなダイアリーを使い続ける理由ですが…
じつははてなダイアリーは検索エンジンで上位に上がりやすいんです、SPAMブログだといわれるほどです。
しかし、こんな風に組み合わせて使うとどうしてもマルチポストになってしまいます。
以前はマルチポストは美しくないと思っていましたが、Twitterと同様に見てくれる人に合わせたプラットフォームへ吐き出すというのも意味があるのではないかと考えるようになってきました。

基本的にネットでの行動は極力オープンにしたいと思っているのでSNSはどうしても気持ち悪かったんです、こうした使いやすいプラットフォームが沢山出てきてくれたおかげで本当に楽に情報発信ができるようになりましたね。

草磲剛さんのこと

あまり騒ぎたくないのですが
世界に発信される記者会見にべろべろで出席した大臣と
プライベートで羽目をはずしすぎた芸能人と、どっちが許せないですか?
「事実であれば、めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」
なんて大顔で言ってること自体が恥ずかしい。

芸能人が前後不覚→はっ!ドラッグチャンス
とか思ってしょっ引いたんじゃないの?
所持品からは出てこない、なら逮捕ということでガサイレね
なんていう流れなんじゃないんですか?
公然わいせつで家宅捜査ってどういう論理なんだよ。


国策捜査だぁ!!」

官から民へ

政投銀の民営化 財務相「当時のはやりで決めた」反省
だそうです、元記事はasahi.comから引用させていただきました。

さて、もうまもなく名古屋市長選挙がありますが、その争点の中に
「市立保育園の民営化」というのもあるそうです。
参考→中日新聞から
自・公の細川さんは推進、民主党の河村さんは調査しながら推進、共産党の太田さんは反対だそうです(あ、もう一人ちょっと変わった人が立候補していますが)


冒頭の記事にもあるとおり、民営化というのは調子に乗りすぎた感があります、大体が、ここでも以前から書いているとおり 「自分たちではうまく運営できないから、ビジネスに載せてうまく稼いでね、その分こっちも経費が浮くから」 とばかりに、倒産組織のパフォーマーだった小泉さんが行政サービスをアダムスミスの賭けに乗っけただけのことで、世界的な流れとは逆行しているものです。赤字解消のため一時的にというのならまだしも。
郵政のように対抗業者(宅配業者)も十分にあって、健全な競争が行われるような業界ならばそういったこともあるのかもしれませんが、保育園というこれからいよいよ不足していくであろう業種に、行政サービスを放棄してしまうなんて、どう考えても形しか見ていないというか、カネ勘定しか見ていないというか…政治家って政治のプロなんでしょう? 介護保険施設は報酬の縛りのせいでうまくいかなかったんでしょ。保育園は少子化や女性の社会進出の観点から「これから充実すべし」と言われている分野ですよ、大体幼稚園と保育園は行政の管轄が違うだけになっているというのに保育園も幼稚園並みにしようというんでしょうか。

実は、お仕事で幼稚園を運営しておられる学校法人に関わったことがあります、一方僕の子供は地方の市立幼稚園に抽選で入ることが出来ました。そうした「現場」を拝見できる機会を経て言わせてもらうならば、現場の保育士さんは本当に一生懸命子供と接しています、公立の幼稚園の運営はその延長線上にある、もちろん私立幼稚園の保育士さんも公立と同じく子供と向き合っています。
しかし、私立の経営者の方は「経営が第一、その足かせの中で保育士さんたちががんばっている」
そういう現状をいくつか目にしました。
ここでもお金が基準でいいんですか?「子供が好きだから一生懸命」そうした思いが基準に出来ないのですか?
とくに幼稚園・保育園へ入学する3歳ごろは人格の核が出来、これから情操が形成される、そうした重要な年頃ですよ

行政サービスは必要が有って行政でやっていたもののはず、
官から民へがスタンダードなんていうのは普通に考えても異常なことです。